ネットの人権侵犯、最多 16年10%増の1909件

2017/3/17 12:42
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 法務省は17日、2016年の「人権侵犯事件」の状況をまとめた。インターネット上の人権侵害は前年比10%増の1909件と過去最高を更新した。ネット利用の普及に伴い、10年間で4.6倍に増えた。

 同省によると、元交際相手がアダルトサイトに被害者の個人情報を掲載したり、小学生が暴行される動画がサイトに投稿されたりした事案があった。相談を受けた同省がサイト管理者などに要請し、削除できたケースもあるという。

 ホテルでの宿泊拒否など障害者への差別待遇も286件と前年比7.9%増え、過去最多となった。「昨年に障害者差別解消法が施行され、意識が高まったことが一因」(同省)としている。

 16年の人権侵犯事件全体の件数は1万9443件で同7.4%減った。

 法務省は全国の法務局に寄せられた相談の中から、差別やいじめ、暴行・暴言、セクハラなど調査や救済が必要なケースを人権侵犯事件として抽出。被害者や相手方から話を聞くなどした上で、法律上の助言や文書での勧告などの措置を取る。悪質な事案は警察に通報することもある。

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