2019年7月21日(日)

15年DV被害最多の6万件超 12年連続増、ストーカーは減少

2016/3/17 11:30
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全国の警察が昨年1年間に把握したドメスティックバイオレンス(DV)の被害は6万3141件だったことが17日、警察庁のまとめで分かった。12年連続の増加で、2001年のDV防止法施行以降、初めて6万件を超えて最多を更新した。ストーカー被害は前年より3.7%減の2万1968件だったが、12年以降は2万件前後の高水準で推移している。

14年のDV防止法改正で同居の恋人間の暴力も対象となった。同庁の担当者は「婚姻、内縁関係間とされていたDVの範囲を拡大したことが増加の一因」としている。

DVの被害者はほぼ9割が女性で、年齢別では30代が29.5%で最多。加害者も30代が28.8%で最多だった。被害者と加害者の関係は婚姻が7割近くを占めた。

刑法・特別法による摘発も15.1%増の7914件で最多となった。内訳は暴行4091件、傷害2963件など。殺人(既遂)も3件あった。

ストーカーは摘発件数も2.3%減の2415件。罪名別ではストーカー規制法違反が10.4%増の677件で、担当者は「ストーカー対策で警察官が増員され、組織を挙げての対応が可能になったため」としている。

その他では脅迫が362件、住居侵入が315件。昨年5件あった殺人(同)はなかった。ストーカーも被害者はほぼ9割が女性で、20代が最多の7519人(35.1%)だった。規制法に基づく警告は6.4%増の3375件、警察法に基づく口頭での指導警告は4.6%増の9858件でいずれも過去最多だった。〔共同〕

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