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裁判打ち切りは「誤り」 愛知の2人刺殺、高裁が差し戻し

1995年に愛知県豊田市で塚田鍵治さん(当時66)と孫の翔輝ちゃん(同1)が刺殺された事件で、殺人罪などで起訴された後に精神疾患が悪化したとして、一審判決で公訴棄却となった男性被告(72)の控訴審判決が16日、名古屋高裁であり、石山容示裁判長は「裁判の打ち切りは誤り」として一審判決を破棄し、審理を差し戻した。弁護側は上告する方針。

被告は殺人罪などで起訴されたが、一審・名古屋地裁岡崎支部は97年、精神疾患を理由に審理を中断。昨年3月、公判が17年ぶりに再開され、同支部は「被告に訴訟能力はなく、回復の見込みもない」として公訴棄却の判決を言い渡した。

判決理由で石山裁判長は、被告について「統合失調症が認められ、訴訟能力が欠け、回復見込みはない」と認定した。その上で「(刑事訴訟法の解釈では)検察側が公訴を取り消さないのに、裁判所が一方的に打ち切ることは基本的にはできない」と判断し、「一審判決は刑訴法の解釈適用を誤り、不法に公訴を棄却した」とした。

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