2019年5月25日(土)

貴重な学術書を高速電子化、東大と大日本印刷

2015/2/16付
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東京大学は16日、学内で所蔵する貴重な学術書を電子化する作業を始めたと発表した。石川正俊教授と大日本印刷が共同開発した新しい読み取り装置を使う。まず、3月までに100冊を電子化し、順次作業を進める。東大は電子化した学術書を学外からも閲覧できるサービスの提供も検討している。

読み取り装置は書籍をパラパラめくりながら高速カメラで撮影し、ページをまるごと電子化する。書籍を裁断せずに、1分間に250ページを電子化できる。ページをめくるときに生じる文字のゆがみを補正する技術を開発し、ページを画像として残すだけでなく、文字データにして保存できる。

図書館にある古い蔵書を電子化して保存する動きが広がっているが、ページを1枚ずつばらすか、本を強く押しつけるかして、スキャナーで読み込む必要があり、貴重な学術書には使えなかった。

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