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小澤征爾さん「すばらしい」 グラミー賞、喜び語る

世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」で、指揮者の小澤征爾さん(80)が指揮した公演を収録したアルバムが最優秀オペラ録音賞を受賞した。8度目のグラミー賞ノミネートで初の栄冠を手にした小澤さんは16日、「素晴らしいです」と喜びを語り、関係者からは祝福の声が上がった。

受賞作品は2013年8月に長野県松本市で開かれた音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)」で指揮したラベル作曲の歌劇「こどもと魔法」を収めたアルバムで、演奏はサイトウ・キネン・オーケストラ。

グラミー賞は日本人ではこれまで、89年に音楽家、坂本龍一さんが映画「ラストエンペラー」のテーマ音楽で最優秀オリジナル映画音楽賞、2001年にはシンセサイザー奏者、喜多郎さんが最優秀ニューエージアルバム賞を受賞した。

小澤さんは16日、喜歌劇「こうもり」のリハーサルのため訪れた京都市のロームシアター京都で「素晴らしいです」と喜びを語った。リハーサルでは、客席に学生らが招待され、小澤さんは大きな拍手で迎えられた。立ったり椅子に座ったりしながら元気な様子で指揮。リハーサルに出演した俳優の笹野高史さん(67)は「楽屋で本人に直接『おめでとう』を言えて幸せでした」とうれしそうに話した。

松本市などでも「市民の宝」「心からお祝い」との声が上がった。

1992年に始まった音楽祭に初回からボランティアとして参加している専門学校講師、降旗幸子さん(71)は「地元で収録されたオペラが受賞するなんて感激。小澤さんは市民の誇りであり宝だ」と喜ぶ。

音楽祭で総監督を務める小澤さんを「市民に笑顔であいさつし、いつも『ありがとう』を口にする紳士」とたたえた。

小澤さんに昨年、初の県民栄誉賞を授与した長野県の阿部守一知事は記者団に「信州、松本から世界に素晴らしい音楽を発信してきた一つの成果だ。心からお祝い申し上げたい」と話した。〔共同〕

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