2019年1月22日(火)

3人転落死の老人ホーム監査 川崎市、厚労省も同行

2015/9/17付
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川崎市の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で昨年、入所者3人が相次いで転落死した問題で、市は16日、介護保険法などに基づいて施設に立ち入って監査し、施設側から運営や管理について聴き取った。厚生労働省の職員3人も施設への実地指導として同行した。

監査後、市高齢者事業推進課の関川真一課長は「転落が起きたベランダや発見場所を見たほか、転落の概要を聞いた。3人の落ちた場所がほとんど同じだったことも確認した」と話した。

転落死したのは86~96歳の男女3人で、昨年11~12月に4階や6階のベランダから落ちた。神奈川県警は事件と事故の両面で慎重に調べている。

関川課長は「(要介護認定を受けていた3人は)自力歩行できたと聞いた」と説明。身長は約150~160センチで高さ約120センチのベランダの手すりを自ら乗り越えられるかは「警察に(判断を)任せたい」とした。監査は25日にも実施する。

施設では、今年3月に別の男性(当時83)が入浴中に死亡した。さらに女性入所者が頭をたたかれたり暴言を吐かれたりする様子が家族の隠したカメラで撮影された。現金を盗んだとして職員が逮捕される事件もあり、問題が次々と明らかになっている。

監査は6月に続き2回目。前回は職員4人が入所者に暴言を吐くなどしていたことが判明し、市は施設側に改善策の提出を求めている。〔共同〕

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