角田元被告の義妹らに懲役21年 尼崎変死で神戸地裁判決

2015/9/17 0:54
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8人が死亡、3人が行方不明になった兵庫県尼崎市の連続変死事件で、うち3件の殺人罪などに問われた角田美代子元被告(当時64)=自殺=の義妹、三枝子被告(62)ら3被告の裁判員裁判の判決公判で、神戸地裁は16日、いずれも懲役21年(求刑懲役30年)を言い渡した。増田耕児裁判長は「犯行態様は相当悪質。被害者の苦痛は計り知れない」と述べた。

他の2被告は元被告の内縁の夫、鄭頼太郎被告(65)と長男、健太郎被告(33)。3被告は3件の殺人罪など9つの罪で起訴された。

判決理由で増田裁判長は、3被告と元被告との共謀を認定。一方で「元被告によって角田家に取り込まれるなどの経緯があり、元被告の意向に逆らうのは相当困難だった」と指摘、「役割は従属的だった」と述べた。

尼崎市の自宅ベランダで監禁され死亡した橋本次郎さん(当時53)に対する殺人罪の起訴内容については「死ぬ危険があるとまでは認識していなかった」として傷害致死罪に当たると判断した。

判決によると、3被告は2005年、角田久芳さん(同51)を事故死を装って殺害し、保険金を詐取。08年には仲島茉莉子さん(同26)を自宅ベランダで監禁し、殺害。11年には橋本次郎さんを暴行して死なせ、遺体を海に捨てるなどした。

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