函館で震度6弱、M5.3 82歳の女性軽傷

2016/6/16 20:53 (2016/6/16 22:01更新)
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16日午後2時21分ごろ、北海道函館市で震度6弱を観測する地震が起きた。気象庁によると震源は渡島半島東側の内浦湾で、震源の深さは11キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。津波はなかった。

北海道や道警などによると、大きな被害の情報はない。同日記者会見した気象庁の青木元・地震津波監視課長は、断層が上下にずれる「逆断層型」の地震と説明。渡島半島付近では過去に同規模の地震が連続して起きており、「今後少なくとも1週間はM5級の地震が起こる可能性がある」と注意を呼び掛けた。

政府は同日、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。安倍晋三首相が被害状況の把握や地方自治体との緊密な連携などを指示した。

札幌管区気象台によると、北海道で震度6弱以上の揺れを観測したのは、2003年の十勝沖地震(震度6弱)以来。函館市ではその後も震度1~3の揺れが続いた。

道警などによると、函館市川汲町の特別養護老人ホームで、82歳の女性が地震で落ちた送風パネルが頭に当たり、軽傷を負った。同市臼尻町の臼尻小で体育館の窓ガラスが割れ地面に亀裂ができ、南かやべ漁業協同組合の事務所では天井パネルが落ちた。「函館市縄文文化交流センター」では土器や石器が倒れたが、北海道にある唯一の国宝「中空土偶」に被害はなかった。

泊原子力発電所(泊村)や青森県の東通原発に異常はなかった。函館空港の発着便や北海道新幹線に影響はなく、JR北海道の在来線が函館―森で一時徐行運転した。

各地の主な震度は以下の通り。

震度6弱=北海道函館市川汲町▽震度5弱=同市泊町▽震度4=七飯町、鹿部町、青森県大間町、風間浦村など

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