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ハンセン病患者「司法でも差別」 「特別法廷」巡り名誉教授

ハンセン病患者が被告となった刑事裁判が、感染の恐れを理由に国立療養所内に設けられた事実上非公開の「特別法廷」でされていた問題で、最高裁の調査班は17日までに、福岡高裁内でハンセン病問題に詳しい刑事法学者の内田博文・九州大名誉教授に聞き取り調査をした。内田名誉教授は「司法でも偏見や差別が共有されていた」と述べた。

内田名誉教授は、2001年の熊本地裁の確定判決が、医学的知見から1960年以降には患者の隔離が必要ではなくなっていたため違憲とし、それ以前も違憲状態だったとした点を指摘。「60年以前も全治可能だったのに、一律に特別法廷とした点は不当。名誉回復や被害救済に積極的に取り組んでほしい」と要望した。

調査班の大須賀寛之・最高裁総務局第1課長は聞き取り後、取材に「行政の隔離政策をめぐる背景や根深い差別意識について説明を受け、興味深かった」と述べた。〔共同〕

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