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宮崎の養鶏場で4000羽処分 鳥インフル高病原性確認

宮崎県は16日未明、同県延岡市北川町の養鶏農場で死んだ鶏3羽を遺伝子検査した結果、H5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子が確認されたと発表した。感染拡大を防ぐため、県は養鶏農場で飼育する約4千羽を殺処分した。周辺の県道などに消毒ポイントを設置するなどの防疫措置にも着手した。

国内の養鶏農場での高病原性鳥インフルエンザは、今年4月に熊本県で発生して以来8カ月ぶり。宮崎県では2007年と11年に発生し、11年には約101万羽を殺処分した。

宮崎県は発生農場から3キロ圏の農場1戸で鶏約8300羽の移動を制限。3~10キロ内の農場1戸では鶏約6500羽の搬出を制限し、立ち入り検査で鶏の健康状態や防疫措置を確認する。大分県の農場1戸(4800羽飼養)も半径10キロの搬出制限区域に含まれる。

宮崎県によると、15日に発生農場で16羽が死んだとの通報を受け、延岡家畜保健衛生所で簡易検査したところ、うち3羽から陽性反応が出た。遺伝子検査の結果、H5亜型の遺伝子が確認された。

これを受け、県は16日午前2時半から発生農場で殺処分を開始し、同9時半ごろ終了した。半径10キロ内の県道や国道など8カ所で消毒ポイントの設置も始めた。

県は幹部で構成する対策本部会議を15~16日に開き、河野俊嗣知事は「全県的な対応をお願いしたい」と述べ、ウイルス拡散を防ぐため迅速に対応するよう指示。また風評被害防止のため、正確な情報提供を要請した。

農林水産省の畜産統計によると、2月時点のブロイラーの鶏飼育数は宮崎県が2818万羽で全国1位。隣接する全国2位の鹿児島県(2634万羽)や熊本県(354万羽)、大分県(242万羽)などを含め、九州7県で全国の約半数を占めている。

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