気象庁HP、一時閲覧できず サーバーに障害
気象庁は16日、同庁のホームページ(HP)に不具合が生じ、同日午前10時ごろから正しく閲覧できなくなったと発表した。天気予報などシステムは正常で、気象観測などに影響はなかった。同日午後1時ごろには閲覧できるようになった。
気象庁によると、障害が起きたのは「キャッシュサーバー」と呼ばれる外部に設けられたサーバー。台風や地震が発生すると、気象庁HPにアクセスが集中し負荷がかかるため、同庁のサーバーにあるコンテンツをコピーし、外部に設けられたサーバーから配信することで負荷を分散している。このコピーの段階で不具合が生じているという。
コピーは外部業者が担っており、詳しい原因を調べている。気象庁は「迷惑をかけて申し訳ない」としている。
HPには、天気予報や各地の気温などの観測データや、火山の状況など膨大な記録が掲載されている。