AIJ事件、詐欺再び無罪主張 控訴審初公判

2014/9/17付
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AIJ投資顧問(東京・中央、現MARU)の年金詐欺事件で、詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)の罪に問われ、一審・東京地裁で懲役15年の判決を受けた元社長、浅川和彦被告(62)ら3人の控訴審初公判が16日、東京高裁(井上弘通裁判長)であった。浅川被告は一審に続き、詐欺罪について無罪を主張した。判決は来年1月15日に言い渡される。

同じ罪に問われ、一審で懲役7年の判決を受けた元取締役、高橋成子被告(55)は全面無罪を主張した。同じく懲役7年だったAIJ傘下のアイティーエム証券元社長、西村秀昭被告(58)は一審判決の刑が重すぎると訴えた。検察側は控訴棄却を求めた。

控訴審では今後、3人の被告人質問が行われる。浅川被告は「金商法違反にとどまる」と主張、高橋被告は「詐欺罪が成立するとすれば、西村被告の単独犯罪」などと主張し、西村被告が反論するとみられる。浅川被告は被害回復に向けた個人弁済の方針などについても説明し、情状を訴える見通し。

一審判決によると、3被告は2009年2月~12年1月、東京や長野などの17の年金基金に虚偽の運用実績を示し、水増し価格でファンドを販売して計約248億円をだまし取った。

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