「天空の城」の登山道を無許可改修 兵庫・朝来市

2014/11/16付
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「天空の城」と呼ばれる国史跡の山城「竹田城跡」(兵庫県朝来市)で、市が国に無許可で登山道の一部を改修するなどの工事をしていたことが16日、市への取材で分かった。問題視した県の命令で工事は中止された。

工事があったのは、山頂の城跡に向かう「大手道」(約700メートル)の一部。現在は閉鎖中だが、JR竹田駅に近く利便性が高いため今後の開通を見込み、9月から城跡に近い約30メートルで、崩れた石段の修繕や登山道の拡幅などを実施した。重機が通れるように撤去した石段もあった。

文化財保護法は、史跡の現状変更には国の許可が必要と規定。しかし市は、市や県の教育委員会を通じて手続きをせず工事を開始。10月27日、市教委幹部らが城跡を視察して発覚した。国の原状回復指示を待つという。

市竹田城課の担当者は「観光客が増加し、登山道の安全のために工事をしたが認識不足だった。申し訳ない」と話した。〔共同〕

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