熊本で震度6強 震源は別の断層の可能性

2016/4/16 0:55 (2016/4/16 2:10更新)
共有
保存
印刷
その他

 気象庁によると、16日午前1時25分ごろ、熊本県で震度6強の地震があった。有明海と八代海に津波注意報が出された。震源地は熊本県で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7.1と推定される。隣接する別の断層で起きた可能性が高い。熊本県益城町で震度7の揺れを観測した地震で、県は15日、建物の倒壊などによるけが人は1006人になったと発表した。うち重傷者は53人。死者は9人だった。

余震に備え、自宅の庭に避難する家族(15日午後、熊本県益城町)

 気象庁は15日午後4時から3日間に震度6弱以上の余震の発生確率は20%、震度5強以上の発生確率は40%としている。16日は天候が悪化するとみられ、気象庁は「地震で地盤が緩んだ地域で、土砂崩れなどの二次災害の危険が高まる恐れがある」と警戒を呼びかけている。

 政府の地震調査委員会は15日、熊本地震は活断層の「日奈久(ひなぐ)断層帯」の北側部分で発生したと発表。国土地理院の推定によると、地震を起こした断層は北東―南西方向に延びており、長さ約18キロ、幅約10キロにわたり、約60センチの横ずれがあったという。

 熊本県内では15日も余震が続き、体に感じるものは同日午後11時現在で149回。避難者は一時約4万4千人いたが、同日午後3時現在で約7200人に減った。ただ、益城町では多くの住民が避難所に滞在している。

 JR九州によると、熊本市内で回送中に脱線した九州新幹線は、15日の始発から全区間で運転を見合わせており、16日以降も復旧のメドが立っていない。ライフラインへの影響は、熊本県内で一時1万6500戸が停電したが、15日午後11時に復旧した。一部地域の断水は続いている。

 益城町の建物被害は集計できていないが、熊本市の建物被害は15日午後3時現在で79棟。うち住宅は33棟。内訳は全壊1棟、半壊4棟、一部破損28棟だった。

 文部科学省によると、熊本県内では公私立小中高校や幼稚園など計390校が休校。計52校で天井落下や水道管の破裂、窓ガラスの破損などの被害があったという。国土交通省は被災者向けの物資を搬送する航空機などが離着陸できるよう、18日朝まで熊本空港を24時間運用すると決めた。

共有
保存
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

地震けが人JR九州

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

北海道 7:01
7:01
東北 7:01
7:01
関東 7:01
7:01
東京 7:00
7:00
信越 7:00
7:00
東海 7:05
7:01
北陸 6:02
6:01
関西 6:05
6:01
中国 7:01
7:00
四国 7:01
7:00
九州
沖縄
10:33
6:00

【PR】



日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報