飲酒依存に被災地悩む ストレスで酒量増、官民でケア
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東日本大震災の被災地で、官民によるアルコール依存症のケアが広がっている。家族との死別、長引く避難生活など、震災後のストレスがきっかけで酒量が増え、発症するケースが後を絶たない。本人には「病気」としての自覚がないことも多く、専門家は「今後、患者がさらに表面化してくる可能性がある」と指摘。継続的な対策の必要性を訴えている。
「ダメだと分かっているのに、つい飲んでしまうんです」。宮城県石巻市の男性(68...
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