2019年1月24日(木)

長周期地震動、最大の「階級4」初観測 熊本地震

2016/4/15 12:40
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気象庁は熊本地震に関連し、15日未明の余震の際、熊本県宇城市の地震計で長周期地震動の「階級4」を観測したと発表した。4段階中最大の階級4を観測するのは2013年3月に長周期地震動の観測情報の公表を開始して以来、初めて。

長周期地震動は周期が数秒から十数秒の長い揺れ。大規模な地震で発生しやすく、高層ビルなどの高い建物に大きな揺れを生じさせる。通常の震度では長周期地震動の影響を表しにくいため、気象庁は揺れの大きさを4段階に分け、13年3月から震度1以上の地震が起きた時に公表している。

宇城市で階級4を観測したのは、15日午前0時3分に起きた最大震度6強の余震。気象庁によると、階級4は揺れの最大速度が毎秒100センチメートル以上。揺れやすい周期が一致する高層ビル内などでは「人が立っていられず、固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある」としている。

14日午後9時26分に起きた最大震度7の本震では、長周期地震動は最大で階級3だった。気象庁によると、11年の東日本大震災や04年の新潟県中越地震でも、後日のデータ分析で階級4相当の長周期地震動が発生していたことが分かっている。

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