組幹部収監逃れ「虚偽書類、院長が指示」 京都府立医大担当医

2017/2/15 0:47
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実刑確定後も病気を理由に刑の執行が停止された暴力団組長を巡り、京都府立医大病院の医師が虚偽の診断書や意見書を作ったとされる事件で、組長の担当医が昨年、京都府警の任意の事情聴取に「病院長からの指示で虚偽の書類を書いた」と供述したことが14日、捜査関係者などへの取材で分かった。府警は同日、同病院の医局や学長室に加え、奈良市の病院長の自宅も家宅捜索した。

担当医は府警の任意聴取後には、医大側に「病院長の指示があったとは言っていない」と説明しているという。府警は同病院や病院長の自宅などから押収した資料を精査し、診断書などの作成経緯を調べる。

吉村了勇病院長は14日、「(診断書の偽造は)ないです」と否定した。

大阪高検は14日、暴力団山口組淡海一家の総長、高山義友希受刑者(60)の刑を執行、大阪刑務所に収監した。

京都府立医大は14日、「(京都府警による)家宅捜索という事態を招いたこと自体、誠に遺憾。患者と府民におわびします。直ちに詳細な調査を行い、公表したい」とする吉川敏一学長のコメントを発表した。〔共同〕

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