児童ポルノ被害、最悪の781人 16年上半期

2016/9/15 12:38
保存
共有
印刷
その他

今年上半期(1~6月)に児童ポルノの被害に遭ったことが確認された子供は、上半期統計を取り始めた2000年以降で最悪の781人に上ったことが15日、警察庁のまとめで分かった。前年同期を397人上回り倍増した。

修学旅行で浴場にいた女子中学生を盗撮したとして摘発した事例が3件あり、被害者が計約280人に上ったことが増加の主な要因となった。

自らをスマートフォン(スマホ)などで撮影する「自撮り」の画像を加害者に送信し、脅される被害に遭った子供は上半期に239人で前年同期の1.5倍。被害全体の3割を占めた。面識のない人物が加害者のケースは79.1%に上り、このうち9割がSNS(交流サイト)を通じて関係を持っていた。

自撮りの被害者は中学生が135人で最も多く、高校生は83人、小学生は16人。警察庁の担当者は「中学生はスマホを持ち始める時期。(精神的に未熟で不安定な)思春期も重なり自撮りの要求に安易に応じやすい」とみている。

摘発件数は1023件、摘発人数は742人で、ともに過去最多を更新。このうち622件が児童ポルノ製造だった。昨年7月から罰則の対象になった、個人的な趣味で児童ポルノを所持する単純所持の摘発は前年下半期と同じ17件だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]