出雲大社の旧社務所保存を ユネスコ諮問機関が声明

2016/9/14 20:47
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国際的に著名な建築家・故菊竹清訓氏(1928~2011年)の代表作で、老朽化を理由に取り壊しが予定されている出雲大社(島根県)の旧社務所「庁の舎」について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が保全を求める声明を出したことが分かった。

声明は9日付でイコモスのウェブサイトに掲載。「美術的、建築的な価値や歴史的重要性は争う余地がない」と強調し、保全を訴えた。これまでに日本建築学会や米国の建築史学会なども保存要望書を提出している。出雲大社は「声明は関知していない。現時点では取り壊し計画を変更する考えはない」(広報担当者)としている。

庁の舎は63年に完成。鉄筋コンクリート製だが繊細な和風の趣があり、木造の社殿が立ち並ぶ境内に調和している。現在は使っておらず、18年ごろまでに解体する方針だ。〔共同〕

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