遺族や専門家「残業文化根絶を」 電通社員の自殺が波紋
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広告大手、電通の女性社員が自殺した問題を受け、東京労働局が同社に立ち入り調査に入ったことは、依然として国内に長時間労働がはびこる実態を浮き彫りにした。国は過労死等防止対策推進法を制定するなど対策を強めるが、過労死遺族や専門家からは「現場レベルでは何も変わっていない」「残業を美徳とする意識の変革が必要」といった声が上がる。
「また未来のある貴重な命が失われるとは……。国は過労死対策を打ち出している...
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