自動運転、過信は危険 追突事故受け国が注意促す

2017/4/14 20:20
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自動運転機能の過信が原因とみられる交通事故が昨年11月に千葉県内で起きたことを受け、国土交通省と警察庁は14日、自動車販売店などでつくる「日本自動車販売協会連合会」(東京・港)などに対し、自動車ユーザーらへの注意喚起を求める通達を出した。

国交省などによると、事故は昨年11月に千葉県八千代市で発生。日産自動車のミニバン「セレナ」に試乗した男性に対し、日産系列ディーラーの男性社員が「本来はここでブレーキですが踏むのを我慢してください」と指示したところ、信号待ち中の乗用車に追突した。

追突された車に乗っていた2人が軽傷を負った。雨による視界不良で自動ブレーキが作動しなかったという。同県警は業務上過失傷害容疑などで社員らを書類送検した。日産自は「事故は販売担当者の知識不足が原因。販売店への教育を徹底する」としている。

警察庁によると、2015年12月以降に自動運転機能の過信が原因とみられる事故は計6件発生。7人が軽傷を負った。

両省庁は14日に出した通達で、現在実用化している自動運転機能は「運転支援にとどまり、完全自動運転でない」と指摘。ドライバーは機能を過信せずに安全運転をする必要があり、販売店は機能の限界や注意点を正しく説明するよう求めた。

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