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がん新規患者100万人超す 国立がんセンター、16年予測

国立がん研究センターは14日、2016年に新たにがんと診断される人は100万人を初めて突破するとの予測結果を発表した。がんで今年亡くなる人は37万4000人で、過去最高になる。高齢化を背景に、30年ごろまで新たながん患者は増える見通しで、早急な対策が求められる。

実際の統計がまとまるまでに数年かかることから、同センターは毎年春に新規の患者数と死亡者数の予測を公表している。人口動態統計や全国がん罹患(りかん)モニタリング集計などをもとに算出した。

今年新たにがんと診断される人は101万200人で、昨年より約2万8000人増える。男性は57万6100人、女性は43万4100人。部位別では、大腸、胃、肺、前立腺、乳房の順に多かった。死亡者数は37万4000人で、昨年より約3000人増える。部位別では肺、大腸、胃、膵臓(すいぞう)、肝臓の順になった。今後、胃が減り、大腸と肺は増え続ける見通しだ。

米国がん協会が昨年公表した資料によると、米国では、死亡者が過去20年間で22%減った。1980年代にがん検診が普及し、早期発見されやすくなったためとされる。

東京大学の中川恵一准教授は「死亡数が減らないのは問題だ。がん検診の受診率を高めるとともに、生活習慣を改善してがんになりにくくすることも大事だ。そのためには学校での啓蒙が重要になる」と指摘する。

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