HISを書類送検、違法残業の疑い 東京労働局

2017/6/14 21:03
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大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)が、社員2人に労使協定の上限を超える時間外労働をさせていたとして、東京労働局は14日、労働基準法違反の疑いで法人としての同社と労務管理を担当していた幹部2人を書類送検した。

送検容疑は40代の女性社員に2015年8~9月、20代の女性社員には同年6~7月に労使協定の上限を超える違法な時間外労働をさせた疑い。

労働局によると、40代の女性の時間外労働は最長で1月あたり109時間30分だった。同局は昨年3月に任意で立ち入り調査。同年7月に強制捜査に切り替え、労務管理に関する資料を分析してきた。

HISは10~14年度の5年間に違法な時間外労働で合計10回以上の是正勧告を労働基準監督署から受けていた。1つの事業所で10人以上の社員が100時間を超える時間外労働に従事していた事案もあった。

HISは「労働環境の改善に向けて、今後も全力で取り組んでまいります」とコメントした。

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