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日本人の7割、天の川見えず 人工光が影響

夜間照明など人工の光が過剰にあふれる「光害」のせいで、世界の3人に1人が夜空に広がる天の川を見ることができずに暮らしているとの研究結果を、イタリアや米国のチームが米科学誌に発表した。

都市化が進んだ日本では人口の70%が天の川が見えない場所に住んでいた。北米では80%近く、欧州では60%だった。光害は天体観測に支障を与えるため問題視されてきたが、チームは「星空を観賞して思索する機会が奪われる。他の公害に比べて注目されてこなかった光害だが、もはや専門家だけの問題ではない」と指摘する。

米航空宇宙局(NASA)の衛星「スオミNPP」の観測データなどを使い、世界各地の夜空の明るさを計算。人口分布を組み合わせて国ごとの光害の深刻さを推定した。

その結果、世界人口の83%、日本のほぼ全人口が、自然な状態より8%超明るい光害状態といえる夜を過ごしていた。天の川が見えなくなるほどの光害は世界の36%、日本は70%。シンガポールでは、どこにいても目が暗さに慣れることがないほどの明るさで、日本人も30%がこうした状態に置かれていた。

一方、アフリカのチャドや中央アフリカでは、人工の光がない状態で夜を過ごす人が80%近くを占めた。〔共同〕

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