2017年11月20日(月)

総菜、同じ日に購入 前橋O157感染で県内全12店検査へ

2017/9/14 12:28
保存
共有
印刷
その他

 埼玉、群馬両県の系列総菜店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市の「でりしゃす六供店」の総菜を食べた女児(3)が死亡したのを受け、群馬県は14日、改めて県内の系列全12店を順次、立ち入り検査すると明らかにした。

 群馬県によると、前橋市や高崎市の保健所とも連携し、衛生管理状況や、トングの扱いなどを定めた各マニュアルが守られているかを調べる。県内の「でりしゃす」は一連の問題発覚以降、全店で自主休業していたが、6日に県などの立ち入り検査を受けた上で7日から営業を再開していた。

 前橋市によると、六供店の総菜による感染者11人は、いずれも8月11日に販売された商品を食べていた。共通食材はなく、うち4人がポテトサラダ、5人がマリネなど別のサラダを食べ、死亡した女児ら2人は天ぷらやエビのいため物など加熱食品のみを口にしていた。

 店は客が自分で総菜を取る量り売り方式だったことから、市は「店内で汚染された可能性が高い」とみて調べている。

 前橋市保健所の渡辺直行所長は13日の会見で、量り売り方式について「不特定多数の客が盛りつけという調理行為を行うと、従来の食中毒対応では汚染源の特定が難しい」と指摘。店には大皿にフードをかぶせることや、一度使ったトングは替えるなど衛生管理の徹底を指示した。

 店の運営会社によると、トングは2時間おきに交換することなどがマニュアルで定められていたという。

 この食中毒では、これまで埼玉県と群馬県の「でりしゃす」系列店のポテトサラダなどを食べた22人がO157に感染したことが判明。ポテトサラダを製造した群馬県高崎市の工場や各地の店舗への調査では、菌の混入経路は判明していない。〔共同〕

今なら有料会員限定記事がすべて読めます!
電子版10日間無料お試しキャンペーンは11月20日まで!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

サラダポテトサラダ渡辺直行惣菜O157感染群馬県前橋市



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報