2017年11月23日(木)

五輪24年パリ、28年ロス 2都市互いに賛辞

2017/9/14 12:30
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 【リマ=共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が右手で「パリ2024」、左手で「ロサンゼルス2028」のカードをかざして2都市の五輪開催決定を告げると、両市長がバッハ氏に寄り添って喜びを分かち合った。13日にリマで開かれたIOC総会。招致熱が冷え込む中、異例の2大会同時決定を実現させたバッハ氏は「今後11年間の五輪の安定を保証できたことは特別」と笑顔で語った。

夏季五輪の開催都市決定後の記者会見で笑顔を見せるIOCのバッハ会長(中央)と24年パリのイダルゴ市長(左)と28年ロサンゼルスのガーセッティ市長(13日、リマ)=共同

 開催都市を決めるIOC総会は複数の立候補都市が当日まで激しい争いを繰り広げるのが通例。だが、ライバル都市の相次ぐ招致取り下げで、残ったパリを24年大会、ロスを28年大会に振り分けることでIOCを含めた3者が合意して迎えた今回は、終始和やかな雰囲気で審議が進んだ。

 IOC委員へのプレゼンテーションは両陣営が壇上に並び、互いに賛辞を贈る「祝福ムード」で、委員からの質問も一つだけと緊迫感は皆無だった。

 パリのイダルゴ市長は記者会見で「3者にとっての勝利だ」と強調し「若者に希望を届ける。きょうが新しいスタート」と決意を新たにした。ロサンゼルスのガーセッティ市長は「(5都市が立候補した)2年前に一体誰がこんなシナリオを予想しただろうか」と振り返り「ロサンゼルスの目的は五輪運動に貢献すること」と11年後の大会の成功に向け、パリと連携する考えを強調した。

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