2017年11月24日(金)

死亡事故、午後5~7時に突出 警察庁12~16年調査

2017/9/14 10:21
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 警察庁が2012~16年の5年間の死亡事故2万431件を対象に行った調査の結果、日没前後1時間の「薄暮時間帯」に重なる午後5~7時台の事故が突出して多かったことが14日、明らかになった。特に10~12月に急増していた。同庁はドライバーに早めのライト点灯を呼び掛けるほか、歩行者には車のライトを受けて光る反射材の着用を促している。

 死亡事故の時間帯別で最も多かったのは午後5時台の1389件で、同6時台が1370件、同7時台が1216件と続き、平均(851件)を大きく上回った。その他の時間帯は1千件を下回っていた。

 薄暮時間帯について月別でみると、死亡事故は日没が比較的遅い6月の119件を最少に、日没時間が早くなる冬場に向けて増加。11月が358件と最も多く、12月(347件)と10月(326件)も300件を超えた。10~12月は計1031件で、計400件の5~7月と比べて約2.6倍となっていた。

 薄暮時間帯は日没を挟んで急速に暗くなるため、ドライバーから歩行者が見えづらくなり、歩行者の多い帰宅時間にも重なる。同時間帯の事故の形態は、53%に当たる1410件が「自動車と歩行者」。「単独事故」が374件、「自動車と自動車」が312件、「自動車と自転車」が283件だった。

 また、後部座席でシートベルトを着けずに事故で死亡したケースで、死亡者は男女とも65歳以上の高齢者と15~24歳が多いことも判明した。70歳以上が運転の場合は後部座席の死亡者の45%が配偶者。同様に18~24歳では友人・知人が75%を占めた。着用しない場合は死亡に至る「致死率」が3.8倍高かった。

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