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鏑木清方の幽霊図を公開 "幻の作品"、東京・台東で

東京都台東区の全生庵(あん)で開催中の「幽霊画展」で、文化勲章受章者の日本画家、鏑木清方(1878~1972年)による幽霊図「茶を献ずるお菊さん」が公開されている。94年前の関東大震災で焼失したとみられていた"幻の作品"だが、このほど所在が確認され、東京都内の画廊・加島美術が入手した。

加島美術などによると、この作品は1906年、落語中興の祖、三遊亭円朝(1839~1900年)の七回忌法要が営まれた際に絵はがきの図柄として使われた後、所在不明になっていた。軸装された作品には、杯台にふた付きの茶わんを載せて茶を差し出す女性が描かれている。

全生庵は円朝の菩提寺。円朝が収蔵した幽霊画コレクションの一部が円朝の死後に同庵に収められ、近年は命日に合わせ幽霊画展を開いている。

作品を調査した美術史家の安村敏信さんは、円朝と清方に交流があったことや、署名や印章などから、清方による作品と判断。「幽霊画の王道に清方が挑戦した本図は傑作中の傑作」とコメントしている。

展覧会は31日まで。入館料は500円。〔共同〕

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