2018年10月16日(火)

平和への誓い新た 69回目終戦の日、6000人参列
全国戦没者追悼式

2014/8/15付
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69回目の「終戦の日」を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京・千代田)で開かれた。天皇、皇后両陛下や安倍晋三首相、遺族ら6011人が参列。戦没者約310万人の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下(15日午後、東京都千代田区の日本武道館)

全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下(15日午後、東京都千代田区の日本武道館)

追悼の対象は、戦死した軍人・軍属約230万人と、空襲や広島、長崎の原爆投下、沖縄戦などで亡くなった民間人約80万人。

式典は午前11時50分すぎに始まり、国歌斉唱の後、安倍首相が式辞を述べ「貴い犠牲の上に、平和と繁栄があります」と戦没者への哀悼の意を表明。「歴史に謙虚に向き合い、世界の恒久平和に貢献し、万人が心豊かに暮らせる世の中の実現に全力を尽くす」と誓った。

正午から1分間の黙とうの後、天皇陛下がお言葉を述べられた。陸軍兵だった夫を北マリアナ諸島のサイパン島で亡くした牧野笑子さん(88)=愛知県豊橋市=が、戦没者遺族を代表して追悼の辞を述べた。

厚生労働省によると、参列した遺族は4610人だった。参列予定者のうち戦没者の父母は4年続けておらず、妻は全体の0.4%。兄弟姉妹は9.5%、戦没者の子供が61.9%、孫が5.4%。戦後生まれは15%を超え、遺族の高齢化と世代交代が一段と進んでいる。

参列した遺族のうち、最高齢は夫がフィリピンで戦死した神奈川県の難波いそさん(100)。曽祖父が旧満州(現中国東北部)で亡くなった鹿児島県の福田鈴さん(7)が最年少だった。

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