文科省元幹部、慶大にも違法天下りか OB仲介

2017/2/13 13:24
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 文部科学省による組織的な再就職あっせん問題で、昨年3月に同省を退職した元幹部が慶応大に再就職していたことが13日、同省への取材で分かった。同省人事課OBが仲介しており、同省は国家公務員法の再就職規制に違反した天下りの疑いがあるとみて調べている。

 文科省によると、元幹部は私立大学への助成金などを所管する私学助成課長などを歴任し、昨年3月に退職。その際、同省人事課OBの嶋貫和男氏(67)が元幹部の人事情報を慶大側に提供し、慶大は昨年6月、元幹部を参事として採用したという。

 慶大広報室は「所定の手続きを経て採用したので、問題はないという認識だった。文科省からのヒアリング調査には協力する」としている。

 一連の問題は再就職等監視委員会による調査で発覚。1月20日、元高等教育局長の早稲田大教授としての再就職を含め10件を違法と指摘した。今回の慶大への再就職はこれには含まれていない。

 同省には人事課OBの嶋貫氏を介して、組織的に天下りをあっせんする仕組みがあり、歴代人事課長や事務次官にも報告されていた。前川喜平事務次官(当時)が同日付で辞職した。

 同省は違法な天下り問題で弁護士や学者らによる省内調査班を設置。2月下旬に中間まとめを、3月末には最終報告を公表する予定。

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