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結核類似菌の呼吸器系患者急増 7年で2.6倍、慶大調べ

結核菌の仲間の細菌によって起きる呼吸器系の病気「肺非結核性抗酸菌症」の患者が急増していることが、慶応義塾大学の長谷川直樹教授らの調査で13日までにわかった。7年間で2.6倍に増えていた。長谷川教授は「発症メカニズムの解明や対策を急ぐ必要がある」としている。

肺非結核性抗酸菌症は水や土などに存在する抗酸菌のうち、結核菌とライ菌以外の細菌が引き起こす。人から人へは感染しないとされるが、せきやたん、熱などの症状が出て、死に至る例もある。推定で年間1300人以上が死亡している。

研究チームは2014年に884の医療機関にアンケートし、患者数を調べた。07年の調査と比べ患者は2.6倍に増え、推定で10万人当たり14.7人に達した。

これまでに報告された各国の罹患(りかん)率の中で最も高いという。患者増は高齢化などの影響が考えられるが詳しい原因はわかっていない。

150種類以上が知られる抗酸菌のうち、人の病気の原因になるのは20種類程度という。

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