光る糸吐くカイコ、22万匹飼育実験 実用化へ農業生物研など

2015/7/13付
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国立研究開発法人・農業生物資源研究所と群馬県蚕糸技術センターは14日、遺伝子組み換え技術によって光る生糸を吐くようにしたカイコの大規模な飼育実験を始める。10月までに約22万匹を飼育し、繭の品質や自然への影響などを調べる。順調にいけば、来年度にも飼育の承認を国に申請する計画だ。

遺伝子組み換えカイコが紡ぎ出す光る生糸は、紫外線を当てると明るい緑色に光る。これまでデザイナーらと共同でウエディングドレスや舞台衣装などを開発しており、実用化を見込んで量産実験に着手する。

実験は7~8月と9~10月の2回にわたって実施し、約40キロの光る生糸が取れる見通し。通常のカイコも同時に飼い、生育状況に違いがないか調べる。施設の内側に網を張り、野生のカイコと交雑しないようにする。

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