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鎌倉・奈良の外国人認知度1割未満 米社調査

米コンサルタント会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが実施した米英などの外国人アンケートで、鎌倉や奈良など地方の有力観光地の認知度が1割に満たないことが16日までに分かった。

政府は2020年に訪日客を15年の2倍の4千万人に増やす方針を掲げる。だがマッキンゼーは海外経済の成長に伴う訪日客の自然増だけでは940万人不足すると試算。目標の実現には、地方を外国人に知ってもらう効果的な取り組みが必要だと提言した。

アンケートは今年4月、米国・英国・オーストラリアの計1783人から回答を得た。鎌倉を知っているのは9%、奈良は7%、日光は5%、伊勢神宮は3%にとどまった。だがそれぞれの観光地を説明した後、「魅力を感じた」と答えた人の割合は34~42%に増えたという。

マッキンゼー日本法人の桑原祐パートナーは「地方の観光地は全然知られていないが潜在的な魅力は間違いなくある」と指摘。この差を埋めれば東京、大阪、京都に偏る訪問先の拡大につなげられると強調した。

具体的には外国人旅行者の視点を取り込んで国ごとの好みに合わせた観光PRをしたり、官民共同でIT活用や観光インフラの整備に取り組んだりする施策を挙げた。〔共同〕

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