2017年11月25日(土)

「自分だけ帰国、切ない」 15年節目に曽我さん会見

2017/9/13 20:52
保存
共有
印刷
その他

 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(58)が13日、来月で帰国から15年となることを受け、新潟県佐渡市で記者会見した。「私たち5人以来、誰も帰国していないことが切ない。自分だけ帰国して、まだ向こうにいる人たちが多くいるのにという気持ちでいっぱい」と苦しい胸の内を明かした。

 会見は2007年以来。佐渡市で家族と暮らしながら、介護施設に勤務する曽我さんは「大変複雑な15年だった。支えてくれた人たちにいつも感謝している」と振り返った。仕事で高齢者と接するたびに、1978年に一緒に拉致されて以来、一度も会っていない母、ミヨシさん(失踪当時46)を思い出すという。「帰ってきたら力強く抱きしめたい」と母への思いを語った。

 ミヨシさんを含む拉致被害者に「どんなことがあっても絶対に負けずに諦めずに元気でいてほしい」と呼び掛け、政府には「自分の家族がこうしていなくなったらともう一度考えて、一日も早い解決のために、今まで以上の力を出してほしい」と改めて求めた。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

関連キーワードで検索

曽我ひとみ帰国



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報