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残業規制100時間未満 過労死遺族「納得できぬ」

政府が進める残業時間の上限規制を連合、経団連の両トップが受け入れる意向を表明した。過労死遺族は「納得できない」と反発し、労働問題に詳しい弁護士は「残業時間のさらなる引き下げを」と注文を付けた。

「長時間労働が健康に有害なことを知っているのに、なぜ法律で認めようとするのか」。過労自殺した電通の新入社員、高橋まつりさんの母、幸美さんは憤りを隠さない。「人間のいのちと健康に関わるルールに、このような特例が認められていいはずがない」と反対の立場を明確にした。

「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表も「過労死ゼロを目指しながら過労死ラインに達するような残業時間にお墨付きを与えるとは」と怒りをあらわにする。

日本労働弁護団の棗一郎幹事長は「法律に上限を明記し、罰則を設けて規制強化するのは歓迎」とする。ただ「あくまでも長時間労働抑制に向けた第一歩。決して100時間まで残業を容認するものではない。さらなる引き下げのための労使交渉が必要だ」と強調している。〔共同〕

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