2019年7月16日(火)

貸し切りバス、35%に違反 抜き打ち街頭監査

2016/4/13 22:23
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長野県軽井沢町のスキーバス事故を受け、国土交通省が全国で貸し切りバスの街頭監査を抜き打ちでしたところ、全体の35.5%に違反が見つかったことが13日、分かった。同省が発表した。目的地への到着時刻など運行指示書の記載が不十分だったり、運転手名を表示していなかったりといった違反が目立った。

15人が死亡した事故後も、安全重視の姿勢が不十分な状況が浮き彫りになった。国交省の担当者は「小さな違反が依然として目立つ。その積み重ねが大事故につながりかねない」として、事業者に法令順守の徹底を求めている。

監査は道路運送法に基づいて1月21日~3月14日、東京都や大阪府など全国の貸し切りバス乗り場などの延べ38カ所で行った。対象のバスは242台で、このうち86台で違反が確認された。

多かったのが、運行指示書に運転手の休憩地点や時間、目的地への到着時刻が記載されていなかったケース。スキーバス事故でも、運行指示書の記載不備などが判明している。運転手名や車両の登録番号など車内外に掲示すべき事項を掲げていなかった例も目立った。それぞれの違反はすでに改善されたという。

国交省は今回の監査期間中の2月3日、法令違反が多い事項を出発前に確認するチェックシートを全事業者に配った。違反率は配布前の46%から23%に下がったという。同省は大型連休にも同様の街頭監査を行う予定。

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