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菊地被告、再び無罪主張 オウム事件控訴審初公判

1995年の東京都庁小包爆弾事件で殺人未遂ほう助罪などに問われ、一審・東京地裁の裁判員裁判で懲役5年の判決を受けたオウム真理教元信者、菊地直子被告(43)の控訴審初公判が13日、東京高裁(大島隆明裁判長)であった。弁護側は「運んだ薬品が人を殺傷する事件に使われる認識はなかった」と改めて無罪を主張し、検察側は控訴棄却を求めた。

大島裁判長は弁護側が請求した教団元幹部、小池(旧姓林)泰男死刑囚(57)の証人尋問を認めず、次回の7月3日は被告人質問を行うとした。

菊地被告は殺人に使われると知りながら爆薬原料の薬品を運んだとして起訴された。昨年6月の一審判決は、事件の指揮役だった元幹部、井上嘉浩死刑囚(45)の証言の信用性を認め、「危険な化合物を製造すると容易に認識しえた」とし、弁護側の無罪主張を退けた。

弁護側は控訴趣意書で一審判決を「証拠に基づかない推論に推論を重ねた」と批判。「井上死刑囚の証言は信用性がない」と主張した。検察側は答弁書で「弁護側の主張は理由がない」とした。

一審判決によると、菊地被告は95年4~5月、当時の都知事らの殺害計画を知りながら爆薬原料となる薬品を山梨県内の教団施設から都内のアジトに運んだ。同年5月、爆弾を仕掛けた小包が都庁内で爆発し、開封した男性職員が重傷を負った。

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