女心くすぐる鳥カフェ、インコやオウム触れて眺めて

2015/5/13付
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若い女性の間で、インコやオウムがブームだ。「鳥カフェ」が各地に相次ぎ出店しているほか、インコにちなんだグッズや食べ物も続々登場。「感触や声に癒やされる」という理由に加え、花や食べ物に例えられる独特の"体臭"も、ひそかに人気らしい。

昨年2月にオープンした「ことりカフェ表参道」(東京)。店内の広いケージにはセキセイインコやタイハクオウムなど8種類、25羽の鳥が飼育されている。客の約8割は女性で、特に人気なのは、インコやオウムに触れる「もふもふ体験」。通常は有料だが、週に1度、無料となる木曜日には、開店直後から若い女性が次々に訪れる。

セキセイインコを飼っているという埼玉県所沢市の会社員、青木美樹さん(30)は「頭がよく、動きも面白いので、見ているだけで飽きない」と目を細める。店では文房具や食器などカラフルな鳥グッズの売れ行きも好調だという。

東京都内に2店舗を構える「ことりカフェ」のほか、「ことりのおうち」(神奈川県藤沢市)など昨年から今年にかけ、各地で出店が相次ぐ鳥カフェ。ブームの火付け役、「とりみカフェ ぽこの森」(神戸市)の店長の梅川千尋さんは人気の理由を「人に懐くし、鳴き声も癒やし系。時代のニーズに合っているのでは」と分析する。

もう一つ、ちょっぴりマニアックな秘密があるとか。「インコの体は花やナッツのようなにおいがするので、実は愛鳥家には『インコ臭が好き』という人が多いんです」

とりみカフェが2013年5月にインコのにおいをイメージした「インコアイス」を発売。インターネットや東京の西武渋谷店でも販売したところ、6種類で計7万個以上売れる人気商品に。予想を超える反響を受け、同店は今年4月、新商品「インコふりかけ」も発売した。梅川さんは「干した布団の上にバターをころがしたようなにおいをイメージしました」と話す。〔共同〕

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