カネボウ白斑訴訟で和解 広島地裁、女性4人

2016/7/13 9:16
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カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品を使い、肌がまだらに白くなる白斑症状を発症したとして、広島県内の40~50代の女性4人が同社に計約1億3千万円の損害賠償を求めた訴訟は13日までに、広島地裁(小西洋裁判長)で和解が成立した。原告の弁護団が明らかにした。和解金額は公表していない。

カネボウの化粧品を巡っては全国で同様の訴訟が相次ぎ、同社によると、6月末時点の白斑の被害者数は1万9585人で、示談や裁判での和解を含めて和解合意したのは1万5880人。和解や示談などの内訳は明らかにしていない。

原告側の弁護士は「和解はしたが、残っている傷も心の傷も消えることはない」「治療法の確立に取り組んでほしい」とした40代の原告女性のコメントを発表した。

訴訟でカネボウ側は「開発時に白斑が出る危険性を発見することはできず、不可抗力だった」として棄却を求めていたという。

訴状によると、4人はメラニンの生成を抑える美白成分「ロドデノール」が配合された化粧水や乳液などを使用。2011~13年、顔や首などに白斑が発症し、外出時など周囲の目を気にして生活せざるを得ず、精神的苦痛を受けたと主張していた。〔共同〕

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