2019年4月23日(火)

10万人当たり死亡事故、75歳以上2.3倍 交通安全白書

2017/6/13 12:50
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政府は13日の閣議で、高齢者に関する交通事故防止を特集した2017年版「交通安全白書」を決定した。16年のドライバー10万人当たりの死亡事故は、75歳未満が3.8件だったのに対し、75歳以上の高齢者は8.9件と2.3倍。高齢化がいっそう進むと見込まれるなかで、高齢ドライバーの事故対策が「焦眉の急」と指摘した。

内閣府によると、同白書が特集を組むのは47回目で初めて。高齢者が関係する事故が多発していることを踏まえ、事故状況や政府の施策を取り上げた。

10万人当たりの死亡事故件数を運転者の年代別に見ると、75歳以上は8.9件で、16~24歳(7.2件)や70~74歳(4.5件)などほかの年代を上回った。

警察庁が75歳以上の死亡事故459件の人的要因を調べたところ、ハンドルなどの不適切な操作が28%(127件)。このうちブレーキとアクセルの踏み間違いが27件で全体の5.9%だった。75歳未満はそれぞれ16%と0.7%だった。

16年の交通事故死者は3904人で67年ぶりに4千人を下回った。「交通戦争」と呼ばれ過去最悪だった1970年の1万6765人と比べ、4分の1以下に減少した。一方、65歳以上が占める割合は上昇傾向が続き、16年は過去最高の54.8%だった。

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