保育施設での乳幼児死亡13人 16年、「睡眠中」が最多

2017/5/13 0:25
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 内閣府は12日、全国の保育所や幼稚園、認定こども園などで2016年の1年間に875件の事故が発生し、13人の乳幼児が死亡していたと発表した。亡くなった子供の年齢別内訳は0歳児が7人、1歳児が4人、6歳児が2人だった。

 内閣府によると、15年の前回調査では、事故件数が627件、死亡が14件。認可保育施設で重大事故が起きた場合の自治体への報告が、施設側に義務付けられたことが件数全体が増えた一因とみられる。

 事故の発生場所は認可保育所が474件で最も多く、放課後児童クラブ(学童保育)が288件で続いた。死亡事故が起きたのは認可外保育施設7件、認可保育所5件、家庭的保育事業(保育ママ)1件。「睡眠中」の死亡が10人に上っており対策が求められている。

 全治30日以上のけがを伴う事故を集計した。死亡以外の862件の約8割が骨折。意識不明になったケースが7件あった。

 保育中の死亡事故が相次いだことを受け、内閣府は16年3月、睡眠中や食事中など事故が起きやすい場面での注意事項を記載したガイドラインを公表。特に昼寝中の死亡事故が多いことから、同10月にはガイドラインの周知を徹底するよう自治体に通知した。

 15年4月には、認可保育施設で起きた重大事故の報告が義務付けられた。厚生労働省は「自治体はガイドラインや(事故の予防などを助言する)巡回支援指導員の制度などを活用し、事故防止に努めてほしい」(保育課)としている。

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