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「真田丸」の新たな絵図発見 松江歴史館

松江歴史館(松江市)は12日、大坂冬の陣で豊臣方の武将、真田信繁(幸村)が築いた出城「真田丸」の絵図が同市で新たに見つかったと発表した。真田丸は冬の陣の後に破却され、実態は謎が多い。新たな絵図で構造や規模などの詳細が明らかになった。

同館が市所蔵の史料を再調査。各地の城の絵図を集めた「極秘諸国城図」の中から「大坂 真田丸」と表題が付いた絵図を発見した。1690年ごろの制作とみられ、すでに遺構となり、寺などが立ち並んでいた真田丸跡を描いている。

これまで最も詳しいとされてきた絵図「摂津 真田丸」(広島市立中央図書館蔵)と異なり、南側にある堀を「惣構(そうがまえ)堀」と記載。最も外側にあったことを示しており、不明だった規模の確定につながる。

南側の堀に下る傾斜路や、周囲の崖の外側に堀が回り込む構造など、細部も新たに判明した。北側にあった小さな曲輪(くるわ)が真田丸の出城だったことも分かった。

調査した奈良大学の千田嘉博学長(城郭考古学)は「真田丸の詳細を明らかにする一級史料。広島の絵図と合わせれば、真相に迫れる」と話す。

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