軽井沢バス事故 15日で1年 遺族「泣かぬ日ない」

2017/1/12 22:39
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軽井沢スキーバス転落事故から15日で発生1年となるのを前に、事故で亡くなった法政大生の西原季輝さん(当時21)=千葉県市川市=の母親が12日、代理人を通じコメントを出した。「泣かない日はない。日に日に悲しみは大きくなっている」と悲嘆に暮れる日々を吐露。「悲惨な事故が二度と起きないようにどうすべきか全ての人が考えてほしい」と訴えた。

季輝さんが使っていた茶わんやコーヒーカップは今も保存している。遺品を片付けようとしても思い出して手が止まってしまうという。

事故当日は季輝さんと連絡がつかず、車で軽井沢町に急いだ。警察署に着くと死亡した人の洋服の写真をまとめた書類を見せられた。「季輝の洋服がないように」と祈りながら書類をめくると、最後のページに血のついた季輝さんのTシャツの写真があった。

遺体安置所で眠るようにひつぎに入っていた季輝さん。小中高とソフトテニスに打ち込み、将来は教師になってテニスを教える夢を持ち、法政大教授で教育評論家の尾木直樹さんのゼミに念願かなって入り、ゼミ長も務めていた。

「頑張りが実を結んで、社会に羽ばたくタイミングで事故が起きた。大事な人と突然会えなくなるのが事故。大切な人を失う悲しみを想像してみてください」として事故防止の対策を求めた。

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