旅券返納のカメラマン「報道の自由奪われる」

2015/2/12付
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シリアへの渡航を計画し、外務省から旅券の返納命令を受けたフリーカメラマンの杉本祐一さん(58)が12日、日本外国特派員協会(東京・千代田)で記者会見し、「報道の自由、取材の自由を奪われることにつながらないか危惧している」などと話した。同省への異議申し立てなどを検討しているという。

杉本さんは「パスポートを失うことはフリーカメラマンの仕事を失うことで、私の人生そのものが否定される」と述べた。杉本さんによると、7日夜、外務省の職員らが新潟市内で、旅券法に基づく「一般旅券返納命令書」を読み上げ、「返納しない場合は逮捕する」と繰り返したという。

今回の返納命令は旅券の名義人の生命、身体、財産の保護という旅券法19条の規定に基づいており、外務省が同規定を適用して返納命令を出したのは初めて。

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