奈良県で記録的大雨 家屋の床上浸水も

2017/9/12 9:04 (2017/9/12 13:05更新)
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前線を伴った低気圧の影響で、気象庁は12日午前、奈良県の天理市や大和高田市、桜井市など県北部の複数地点で1時間に約120~100ミリの猛烈な雨がレーダーによる解析で観測されたとして、記録的短時間大雨情報を発表した。奈良県を中心に鉄道の運休や遅れも相次ぎ、朝のラッシュ時の通勤や通学に影響が出た。

1時間雨量は奈良県で葛城市75.5ミリ、宇陀市59.0ミリの観測史上1位を記録したほか、和歌山県でも田辺市などで50ミリ以上の非常に激しい雨を観測。気象庁は西日本から東日本で12日夕、北日本で13日にかけて雷を伴った激しい雨が降り、局地的に猛烈な雨が降るとして土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けた。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要としている。

奈良県大和高田市などでは、一部で道路の冠水や車両への浸水、家屋の床上浸水の被害が出た。同県桜井市や和歌山県田辺市では、河川の氾濫や土砂崩れの恐れがあるとして避難勧告が出された。両県によると、人的被害の情報はない。

気象庁によると、前線を伴った低気圧が、日本海を発達しながら東北東に進み、12日午後に北日本を通過。低気圧からのびる前線が西日本と東日本を南下し、低気圧や前線に暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定になる。

13日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで四国200ミリ、近畿、東海、東北、北海道120ミリ、北陸、甲信100ミリ。〔共同〕

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