死刑執行「強く抗議」日弁連会長声明 「執行は当然」の声も

2016/11/11 23:54
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熊本県で3人を殺傷するなどした田尻賢一死刑囚(45)の死刑が執行されたことを受け、日本弁護士連合会(日弁連)の中本和洋会長は11日、「執行に強く抗議する」との声明を発表した。一方、犯罪被害者の支援に取り組む弁護士のグループは「執行は当然」とするコメントを出した。

日弁連は10月に開いた人権擁護大会で2020年までの死刑制度廃止と終身刑の導入などを国に求める宣言を採択。組織として初めて廃止目標を打ち出していた。

声明では死刑囚の再審無罪が相次ぎ、国際社会が死刑廃止に向かっていることなどを理由に「改めて死刑執行を停止し、制度の廃止を目指すことを求める」とした。

日弁連の宣言に反対している「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」は同日、「死刑は裁判所が慎重な審理を尽くした上で言い渡される。法律に従って執行されるのは当然だ」とする声明を発表。「執行に反対するのは法律を守らなくてよいと述べているのと同じことだ」と指摘した。

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