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ジカ熱ウイルス、脳細胞成長を40%縮小 ブラジルのチーム実験

【ワシントン=共同】小頭症との関連が疑われるジカ熱のウイルスを実験容器内で脳細胞に感染させると、その後に成長した部分の大きさが40%小さくなったとする研究結果を、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大のチームが10日、米科学誌サイエンスに発表した。

チームは「ジカウイルスが初期の発育段階にある人間の脳に重大な影響を与えることを明らかにした」としている。

チームは人間のiPS細胞から脳細胞に分化させてジカウイルスに感染させると、細胞の増殖の過程で一部が脱落するなどし、感染させなかった細胞群に比べて、感染11日後までに成長した部分が40%小さくなった。

別の実験ではiPS細胞から神経幹細胞を作製。ジカウイルスに感染させた神経幹細胞は3日後には異常な形となり、6日後にはほとんど死んでしまった。

両方の実験で、ジカウイルスと同じ仲間のデング熱のウイルスを感染させた場合は悪影響は出なかった。

実験で利用した脳細胞と神経幹細胞は、妊娠のごく初期から4カ月ぐらいまでの胎児の脳にあり、この期間に感染すると悪影響が生じることが示されたとしている。

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