各地で大雨・高温、12月の記録更新相次ぐ

2015/12/12 1:48
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日本列島は11日、太平洋側を中心に大気が不安定になり、各地で記録的な大雨、高温となった。12月の史上最多の1時間降水量を観測したのはタイ記録を含み130地点以上、最高気温は70地点以上。夕方以降は一転して北風が入り、温度差の激しい荒れた天候となった。

高知県四万十市では73歳の男性が四万十川に係留した舟の様子を見に行くと家族に伝えて外出し行方不明になった。宮崎市では52歳男性の行方が分からなくなり、いずれも大雨で増水した川に流された可能性がある。

風も強まり、神戸市灘区では建設中のJR東海道線の新駅「摩耶駅」の工事用足場が崩落。強風で崩れた可能性もある。崩れた足場が線路をふさぎ、電車2本が駅間で停止。乗客6人が体調不良を訴えるなどして救急搬送された。

崩れたのは新駅のホーム天井部分に建設された駅舎の外壁工事用の足場。長さ約31メートル、高さ約7メートル、幅約60センチで、重さは約2トン。外壁を覆うように固定されていた。国土交通省近畿運輸局は事故につながる可能性もあったとして、JR西日本へ文書で警告した。

和歌山市の紀の川河口付近では、山口県防府市のコンテナ船が消波ブロックに乗り上げた。関東でも横浜市で風にあおられ転倒したり、飛んできた看板に当たったりして2人が軽傷を負った。

気象庁によると、前線を伴った低気圧が西日本から東日本へ移動し、南から流れ込んだ暖かく湿った空気がぶつかって大雨や高温となった。〔共同〕

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