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犬は飼い主に不親切な人嫌う 京大が実験

京都大学の藤田和生教授らは、犬が飼い主に非協力的な人から餌をもらうのを避ける行動を取るとの実験結果をまとめ、11日発表した。犬は飼い主に不親切な人を嫌う感情があると考えられるという。身近な人に不親切な人を嫌う感情は一部のサルに備わっていることが知られている。研究チームは今後、猫などでも実験する考えだ。

犬の前に飼い主を含む3人が並び実験した。飼い主が箱の蓋を開ける作業をする際に、別の人から協力を得られるかどうかで場面を分けた。

具体的には飼い主に(1)1人が協力し、もう1人は何もしない(2)1人が顔を背けて協力せず、もう1人は何もしない――などの群に分けた。

生後7カ月から14歳まで54頭の犬を各実験に振り分けた。各群で1頭あたり4回ずつ実験し、終了後に飼い主以外の2人が餌を同時に差し出した。

その結果、顔を背けて協力しない人がいた群では、18頭中11頭でもう一方の何もしなかった人から餌をもらう回数の方が多かった。他の群では誰から餌をもらうかについて大きな差はなかった。

研究チームは飼い主に非協力的な人を犬が嫌ったと判断。藤田教授は「犬は自らに直接関係ない場面での他者の振る舞いをみて、それを評価する感情を持っている」と話している。

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