薬剤耐性菌に感染3人死亡 北九州、入院中の80~90代

2017/8/11 19:15
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 北九州市の東筑病院は11日までに、80~90代の入院患者の男女4人が、多くの抗生物質が効かないカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)に感染し、このうち3人が死亡したと明らかにした。早川知宏院長が11日に記者会見し「多大な迷惑をお掛けした」と陳謝した。

 東筑病院では、男女4人がCREに感染し、うち80代の男性2人と90代の女性1人が肺炎で7月に死亡した。早川院長は男性2人について、症状からCREの死亡への影響を「否定できない」との見解を示した。女性はCREに効かないとされる抗生物質が効いたことから、肺炎の原因となった細菌はCRE以外の可能性が高いとした。

 病院によると、死亡した男性2人は同病院での院内感染の疑いがあるとしている。

 病院からの届け出を受け、北九州市保健所が4日に病院を立ち入り検査。同病院は約190人が入院しており、市は「感染拡大防止を指導する」としている。

 CREの感染は全国で相次いで報告されており、今年に入っても7月30日時点で867件の届け出がある。人の手や手すりなどを介して感染し、健康な人には影響がないが、抗生物質を服用している人は注意が必要だという。〔共同〕

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